こんにちは!長谷部です🐰🌼
今回は上腕骨外側上顆炎(テニス肘)についてです!
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上腕骨外側上顆炎とは肘の外側に痛みが現れる疾患で、
テニスをする時にバックハンドの動作が多いと起こりやすいことから
「テニス肘」とも呼ばれています。
実際にはテニス以外の原因で発症する場合がほとんどです。
中年以降の女性に起こりやすく、パソコンのマウス操作や物を掴んで持ち上げたり
タオルや雑巾を絞るような動作をしたりするなど、
手首を使いすぎるような動作が多い方によく見られ
肘の外側から前腕にかけて痛みが生じます。
患部に腫れはみられないので外観では判断しにくく、ほとんどの方が自分で湿布を貼って
様子を見ていることが多いです。ですが、炎症が起こってしまうと
手は毎日使うのでなかなか安静を保つことが出来ず炎症が治まらないまま
放置されてしまうケースが見受けられます。そのまま進行してしまうと
安静時であっても肘や肩が痛くなり、ひどい場合は首まで痛んで
まっすぐ歩けなくなってしまうのです。
“早期発見・治療”が重要です!
外側上顆炎の検査法は3つあります。
①トムゼンテスト
手をグーにして肘を曲げた状態で手首を反らし
そこに上から抵抗を加えます。このとき肘の外側に痛みがあれば陽性。
②チェアテスト
肘を伸ばした状態で手首の力だけで椅子を持ち上げます。
このとき肘の外側に痛みがあれば陽性。
③中指伸展テスト
肘を曲げた状態で中指だけを伸ばしそこに上から抵抗を加えます。
このとき肘の外側に痛みがあれば陽性。
外側上顆炎は手首や指を反る筋肉の使い過ぎによるものなので、
疲れて縮んでいる筋肉を伸ばすストレッチが有効です。
例えば、腕を前に伸ばして指先を上や下に向けて反らします。
このとき反対の手で力を加えるとより効果的です。
当院の治療法として、
「3D電気刺激装置」・「超音波画像観察装置」での治療を行っております。
痛みや違和感があればぜひお越しください!