こんにちは!長谷部です🐰🌼
今回はスポーツをしている男の子に多く見られるスポーツ障害についてです☆
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オスグッド・シュラッター病とは、小中学生の男子に多く発生し成長期のスポーツ障害で
最も多い疾患のひとつです。膝のお皿の下にある出っ張った骨が痛み
腫れたり熱を持ったりします。
膝の曲げ伸ばしを安定させている膝蓋靭帯(お皿と脛骨をつなぐ靭帯)は
脛骨に付いていて成長期はこの付着部分が軟骨でできています。
膝の曲げ伸ばしで膝蓋靭帯が繰り返し引っ張られることにより、
脛骨と膝蓋靭帯の接合部(脛骨粗面)が炎症を起こして最終的に剥がれて浮き上がってしまいます。
サッカー・バスケットボール・バレーボール・野球など
ジャンプやランニングを伴い膝に圧力をかける動作の多いスポーツをし過ぎると
発生すると考えられています。
スポーツをし始めると痛みが増強しますが、
ランニングやジャンプ以外の動きで痛みはなく運動をやめても痛みはなくなります。
また、正座をすると床に脛骨粗面部が当たり痛みが発生します。
治療と予防として、運動制限、膝蓋靭帯中央部の圧迫、
大腿四頭筋のストレッチやアイシングを行うと有効です。
当院では、スポーツを頑張っている学生さんを応援しています。
3D電気刺激療法や超音波画像観察装置を使っての治療を行います。
違和感や痛みがあればぜひお越しください!!